人は何かの困難を乗り越える時、その困難が大きければ大きいほど、大きく視点を変えないと乗り越えられないと思います。皆さんの過去の困難を振り返ってみて下さい。困難を乗り越える時、何か大きな考え方＝視点の変更をしてきたと思います。この視点の変更作業が元々得意な人もいると思います。一方、得意ではなくても経験によって得意になってきた方もいると思います。
視点、考え方、価値観、視座、次元、パラダイムなど表現方法は色々とあると思います。気持ちの切り替えの上手な方、日々笑顔の方、おそらく、過去に多くの苦労を経験してきたのだと思います。
今、皆さんが経験していることも、その困難の一つです。誰かのせいにするのではなく、環境や自分のせいにするのではなく、まずは客観的に視点の切り替えをしてみて下さい。きっと、新しい世界が広がります。その視点切り替えの際の注意点は一つ。より多くの人が、そして自分が幸せになれる方向へ視点を切り替えてみて下さい。その視点切り替えの経験値はその後の人生をより豊かなものにしてくれると思います。
小学生は 6 年間、中学生は 3 年間、高校生は 3 年間、大学生は 4 年間。概ね大学卒業時の年齢は 22 歳くらい。30 年前の日本では、こんな方が多数派だったと思います。でも、全員がそうであったわけではないです。途中で病気になったり、働いたり、旅行したり、遊んだりして、自分のペースで大学を卒業した方もそれなりに多くいました。目立たなかっただけです。海外では、もっと自由な枠組みで勉強している方も多数いました。
日本の社会も、徐々にですが、個々人のペースで勉強をすることができる、そんな社会になりつつあると思います。まだまだ、新卒や同じ年くらいの人を集める大企業も多く存在しますが、そうでない企業も増えてきました。社会人の学び直しとして、40代、50代から新たな道を模索する人もいます。
何かを学ぶ時期は、それぞれ個人のペースでも良いと思います。大多数と同じでも良いと思います。どちらも正解だと思います。無理に周りに合わせすぎる必要もなく、無理に独自路線を進むこともなく、自然と好奇心と必要に応じて、本質的な学びができる社会ができると良いなと、日々思っております。
本日、昨年末の TOEIC の結果が送信されました。昨年の 5 月から約半年間、久しぶりに英語の勉強を集中して行いました。試験当日、色々と言い訳はありましたが、それなりに実力を出したと思うので、どんな結果であろうと受け入れようと思っていました。結果、915 点でリスニングは満点でした。取り敢えずの目標 900 点を達成できて良かったと思いつつ、コツコツした努力は、それなりに結果に結びつくと再確認しました。現状を維持できるよう、引き続き、コツコツ勉強を続けようと思う年初でした。
